アルストロメリアの花言葉の意味を赤・白・ピンク・オレンジなどを解説!

アストロメリアの花にはどんな花言葉があるのでしょうか?この記事ではアストロメリアの花言葉や種類や名称について解説してきます。

アルストロメリアの花言葉の意味

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アルストロメリアの花言葉は「異国情緒」「エキゾチック」「持続力」「未来への憧れ」「幸福な日々」となっています。なんだか未来や海外に纏わる言葉が多いようですね。

「異国情緒」は、このアルストロメリアが海外から来たことに由来しています。当時貿易が一番盛んだった長崎の出島にアルストロメリアは降り立ちます。その時は日本で一番貿易に関わっていて、異国のことも把握している長崎にちなんで「異国情緒」の花言葉が付けられました。

そして「エキゾチック」はその見た目から来ています。百合のような姿に黒い斑が入った花姿、そして色味がオレンジや赤など刺激的な色に咲くため、この花言葉が付けられました。

「持続力」という花言葉は、アルストロメリアの特徴でもある、花持ちの良さから由来されました。大体の花は短くて3日、長くて一週間ほどが一般的ですが、アルストロメリアは5日から、環境によっては2週間花を咲かし続けます。この特徴から「持続力」と付けられました。

「未来への憧れ」もオランダから渡来してきたときに由来します。「異国から来たこの花で、わが国が世界に広まり、未来は画期的な国になることだろう」という想いを込めて、「未来への憧れ」と付けられました。

「幸福な日々」に関しての由来ははっきり判明していませんが、海外の方がアルストロメリアを日本へ送る時に、「幸福な日々が送れるように」と付けてくださった言葉かもしれませんね。

世界へ羽ばたきたいというグローバルな意思が表れている花言葉で、観賞しているだけでも海外に行きたくなるような花だと思います。エキゾチックな見た目で香りも高く、まさに異国を感じさせる魅力的な花ですね。

もしかすると、このアルストロメリアのおかげで貿易は盛んになり、今私たちが住む日本へと移り変わったのかもしれませんね。

英語のアルストロメリアの花言葉

英語での花言葉は「friendship(友情)」「devotion(献身的な愛・深い愛情)」となります。日本語での花言葉とは捉え方が違うようですね。こちらの花言葉が付けられた由来については不明ですが、昔に友情を示す証でアルストロメリアを渡していたのかもしれませんね。

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色別のアルストロメリアの花言葉

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アルストロメリアは刺激的な色で花を咲かせ、様々なデザインで彩られます。単色に分ければ6色ですが、色が混ざって咲くものもあり、それぞれの色に花言葉が付けられています。

赤のアルストロメリアの花言葉

一番エキゾチックな印象の赤いアルストロメリアの花言葉は「幸い」「幸福な日々」「エキゾチック」です。「エキゾチック」の花言葉はアルストロメリア全般の一緒ですが、「幸福な日々」「幸い」の言葉がついた由来は不明です。

見た目が派手で見ごたえがありますし、花言葉も素敵ですから、誕生日プレゼントなどに最適かと思います。赤色は健康運、仕事運を上昇させる効果も期待できます。

「健康的で仕事に励み、幸福な日々が送れますように」と思いを込めてプレゼントするのはいかがでしょうか。

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白のアルストロメリアの花言葉

白色のアルストロメリアの花言葉は「凛々しさ」です。これはシャキッとした見た目が由来となって付けられました。他の色味のアルストロメリアはとても派手で、まさにエキゾチックな見た目ですが、白のアルストロメリアだけはガラッと印象が変わります。

白のアルストロメリアは百合の花にとても近い見た目で、凛々しさと美しさで見る者の目を引きます。上品な花姿から、ウェディングブーケの中にもアルストロメリアはくわえられています。素敵な女性にうってつけの言葉だと思うので、ちょっとしたプレゼントにも合うのではないでしょうか。

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ピンクのアルストロメリアの花言葉

華やかながらエキゾチックな印象のあるピンクのアルストロメリアは「気配り」という言葉が付いています。この花言葉の由来は、アルストロメリアの名前の由来に基づいています。

花には、本来発見者が自分の名前を付けることが多いのですが、アルストロメリアはすこし違いました。発見者は自分の名前ではなく、自分の一番の親友の名前をこの花に付け、アルストロメリアとなりました。

発見者やその親友については「名称」の部分で詳しくご紹介しますが、発見者が自分の名前を付けなかったことから、この「気配り」の言葉が付けられました。

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青のアルストロメリアの花言葉

青のアルストロメリアには「知性」「冷静」「幸運」の言葉が付けられています。「知性」「冷静」の言葉の由来は、知性的な青に色づくアルストロメリアの見た目から付けられました。

「幸運」の言葉の由来は、「青色」は昔から「幸運の象徴」とされていることが由来となります。海外から来た珍しい花であり、尚且つ幸福の象徴である青いアルストロメリアを、知人友人に贈っていたことで、この言葉が付けられました。

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オレンジ

明るく活発な見た目のオレンジのアルストロメリアには「友情」の言葉が付けられています。アルストロメリアの花は6枚の花びらで構成されています。西洋では、この花びらに一枚一枚意味が付けられています。

それは「ユーモア」「理解」「思いやり」「行動」「忍耐」「尊敬」となり、これは友情を大事にするのに必要なことだとされて、「友情」の言葉が付けられました。オレンジには社交性を上げる効果があると言われていますので、いつも仲良くしている友人に、何気ない日常のプレゼントとして贈るのはいかがでしょうか。

黄色

元気をもらえるような黄色のアルストロメリアには「持続」の言葉が付けられています。はっきりとした由来は不明ですが、恐らくアルストロメリアの花持ちが良いことからつけられているのではないでしょうか。

アルストロメリアは切り花でも、8日~2週間ほど花を咲かせ続けることができます。栄養剤や延命剤を使えば、もっと花持ちを長くすることができます。この花持ちの長さから持続力があるとされ、「持続」と言葉が付けられたと考えられます。

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アルストロメリアの種類など花言葉に関する豆知識

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アルストロメリアはそもそもの原種が複数あり、リグツ、ペレグリナ、オーランチカと呼ばれる種類が存在します。それぞれ南アメリカの広範囲に生えているため、咲き方や持つ性質が異なるものが多いようです。

その中から品種改良が繰り返され、様々なタイプの咲かせ方をするようになり、今では寒冷地に耐えるものや雨風にも強い品種が生まれました。今回はその中でもポピュラーなタイプの種類をご紹介します。

まずは「オーランチカタイプ」です。これは原種のひとつ、オーランチカを用いて混ぜ合わせた種のことを指します。初夏から夏にかけて一季咲きします。耐寒性に強いので寒い地域でも植えることが可能です。ですが暑さには弱いので、夏には葉が枯れて休眠するようになります。

次に「ハイブリッドタイプ」です。それぞれ違う異品種のものが混ざって作られたタイプで、大体のアルストロメリアはこのタイプに属します。共通して花を開花時期が春であること以外は、咲き方や花の形が異なり、それは毎年新たに生み出されています。

そして「バタフライタイプ」です。一般のアルストロメリアより花は小ぶりで、草丈が低めなところが特徴的です。寒さにはとても弱いので寒冷地では育ちませんが、春から秋にかけての暖かい時期には、可愛らしい花を咲かせてくれます。

最後に、この「バタフライタイプ」を親にして作られた種が「タッセンタイプ」です。バタフライとは違い秋と冬に花を咲かせます。バタフライタイプの寒さに弱い点を改良し、寒冷地でも楽しめる種という風になりますね。

以上が、よく見かけるアルストロメリアの品種となります。どうやらアルストロメリアには、寒さに弱い部分や、暑さに弱い部分など、大きな弱点があることがわかりましたね。いつでも楽しめるように愛情を込めて品種改良されていたのだと感じ取ることができました。

アルストロメリアの誕生花

アルストロメリアの誕生花は少し多めです。アルストロメリア全般では2/18,3/13,3/25,11/19と、4月すべての日にちの誕生花となります。赤色のアルストロメリアは8/9の誕生花とされています。

春頃に花を咲かせることと、もしかしたら春に日本へ来たことから、この誕生花でつけられたのかもしれませんね。11/19は秋、冬に咲く種があることから付けられたのではないでしょうか。赤は情熱的で夏の印象が強いことから付けられたのかもしれません。

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アルストロメリアの名称・名前の季節

アルストロメリアの名前の由来は、先ほどご紹介したピンクの花言葉、「気配り」がついた由来ともなります。この花を見つけたのは、生物・植物・博物の学者で「分類学の父」と呼ばれる、スウェーデンの学者カール・フォン・リンネです。

カールは1753年に、南米は南アフリカを旅行中にこの花を見つけ、種を採取し自国へ持ち帰りました。その後、新種の花として認められ、発見者であるカールが名付け親となりましたが、自分の名前は付けませんでした。

通常発見者は自分の儲けになるように、自分の名前を弄って付けることが多いのですが、カールは自分の一番の親友である、ヨーナス・アルステーマ男爵の名前を弄って、このアルストロメリアという名前を付けました。

通常、新たな種を見つけたときは自分の儲けにしたいと考えてしまうのが人間の嵯峨ですが、この発見者は違ったのですね。気配り、という行動ではないですが自分のことだけではなく、周りのことも見ることができる、素晴らしい行動力のある方だったのではないでしょうか。

原産地が南アフリカであることから、別名「インカの百合」と呼ばれていたり、特徴的な花姿であることから「ペルーのユリ」とも呼ばれています。

また、和名でのアルストロメリアは「百合水仙(ユリズイゼン)」と呼ばれています。これは日本に来た当初、百合の花に似ていることと、水仙の花のような特徴をもつことから、二つの花の名前が付けられた変わった和名となります。

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アルストロメリアの季節・開花時期

一般的には4月~7月が開花時期となり、最盛期は5月です。花持ちは短くて5日ですが、通常でも2週間は花を咲かせてくれます。近年ではたくさんの品種改良が繰り返され、一年中通して市場に種が出回っています。ですが、ご自宅で育てるのであれば、9月下旬から10月上旬にかけて種を撒いておく方が良いですね。

原種は春に花を咲かせるので、アルストロメリアの季節は春となります。百合に姿が似ているので、よく百合を見かけるイメージが強いかもしれませんが、恐らくそれはアルストロメリアの可能性が高いです。

色味は赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、青、紫、緑をメインに咲かせます。中には色が混ざった種や中心部だけ色が違う種など様々です。赤色に育つ種を買っても、ピンクやオレンジに咲いた、という事もありますので、咲くまで何色に咲くかが楽しみな花ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?よくウェディングブーケや飾り花として見かける花は、アルストロメリアの花だったのではないでしょうか?愛情込めて育てれば長く花は咲いてくれますし、つぼみもどんどん咲いてくれますので、2週間以上咲いている感覚になります。

長く鑑賞できるのは嬉しいことですし、どれもポジティブな花言葉がついていますので、リビングや寝室において愛情を深めるのにぴったりな花かもしれませんね。強い見た目の花で、シンプルなお部屋でも一気に彩りが増えそうです。

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