金木犀(キンモクセイ)の花言葉の意味を由来を解説!

秋の訪れと共に草木も衣替えし、その漂う香りからも季節の移ろいを感じることができます。秋の庭で良い香りのする花と言えば、甘く豊かな香りが特徴の金木犀(キンモクセイ)がありますね。日本では沈丁花、クチナシと共に三大香木の一つに数えられています。

今回は金木犀の花言葉を中心に意外と知られていない金木犀の特徴もご紹介しつつ、名前の由来や開花に関するマメ知識など盛りだくさんでお伝えします。

金木犀(キンモクセイ)の花言葉の意味・由来

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金木犀の花言葉には、「謙虚」「気高い人」というメジャーな意味に加え「初恋」「真実」「陶酔」など合わせて5つの意味があります。どれもイメージとしては悪くないものですが、それぞれの花言葉が生まれた由来については次にのようなことが考えられます。

・謙虚

金木犀は非常に香りが強く、それだけで人にインパクトを与える花です。けれど実際の花の形状を見てみると、とても小ぶりでキュートなことがわかります。金木犀にある「謙虚」という花言葉は愛らしくも控えめな花に由来するものと考えられます。

・気高い人

“気高い”とは上品で高貴な感じであること、また品格があるという意味です。

それがなぜ金木犀の花言葉になっているのかというと、金木犀の花の散り際に由来するものと考えられます。秋は一雨ごとに季節が深まる時でもあり、せっかく美しく咲いた花々を散せてしまうことも多いもの。当然、まだ香りを含んだ金木犀の花も例外ではありません。

金木犀はその花の美しさ、香りの良さを惜しまれつつアッという間に散っていく。まさに絶頂の時に散りゆく様に人の気高さを重ねた意味であると解釈できます。

・初恋

では「初恋」とはどんな関係があるのか、ちょっと初恋のイメージに思いを巡らせてみて下さい。

多くの人にとって初恋は甘くほろ苦いエピソードに満ちているものではありませんか?そしてその思い出は、時が経っても鮮明に覚えていたりするものですよね。

長い人生においてほんの一瞬かもしれない初恋と香りの記憶を残して散る金木犀の花。このリンクするイメージが初恋という花言葉の由来となっています。

・真実

あまりにも力強く濃厚な香りから、その花を実際に見たことのない人にとっては想像できないほどの可憐さに驚くのが金木犀です。しかし、まがいもなくその花は存在するということ。この金木犀の佇まいに対してつけられたのが「真実」という花言葉の意味です。

・陶酔

陶酔はうっとりしてその世界に浸ることを意味します。一度でもその香りに出会った人なら金木犀の甘い香りに思わず花を近づけてしまうのではないでしょうか。

良い香りは人にリラックス感をもたらし、この上ない幸せな気分にもしてくれるものです。この極上のリラックス感こそが金木犀につけられた「陶酔」という意味の花言葉。世界の名だたる銘香の鍵ともなる金木犀ですから、陶酔の2文字はピッタリの花言葉と言えるでしょう。

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金木犀の花言葉の英語の意味

花言葉というのは、もともと海外で生まれ花の伝来と同時に広まってきたものですから英語圏では特有の花言葉を持つものもあります。ちなみに金木犀を英語で表すとfragrant olive(=香りのいいオリーブ)。または香りのいいオレンジ色のオリーブとも示されます。

また先ほどご紹介した5つの花言葉に関しては、次のように表現されています。

・謙虚はmodesty

・気高い人はnoble man

・初恋はfast love

・真実は truth

・陶酔はintoxication

最近は自分でリメイクする雑貨も人気ですし、季節の香りをプレゼントするなんていう粋な演出も素敵ですよね。秋の雰囲気を盛り上げてくれそうな金木犀の花言葉をモチーフにするなら、英語の表現でさり気なくというのもオシャレではないでしょうか。

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銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉の意味

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さて、金木犀というと鮮やかなオレンジ色が印象的で確かにオリーブの葉とよく似た形をしているものです。では金木犀の原種ともいうべき銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉はどうかというと、「高潔」「あなたの気を惹く」「初恋」の花言葉を持っています。

「高潔」は銀木犀の花色からイメージされるもので、後の2つの意味は原産国である中国の女性たちの振る舞いに由来するという説が有力です。

中国では昔からお酒やお茶に木犀を利用する習慣があり、女性たちがデートに向かう前は香りのよい木犀入りのお酒をいただいていたようで、そこから派生したのが「あなたの気を惹く」「初恋」の花言葉。

確かに木犀の花とワインを融合させた桂花陳酒(ケイカチンシュ)などは現代の日本でも女性によく飲まれていますね。体の内側から美しく香らせたいと願う女性の気持ちは、今も昔も同じなのかもしれません。

ちなみに銀木犀は花の色以外でも、花の付き方・葉の形に特徴があり金木犀と見分けることができます。

・金木犀の特徴

オレンジ色の花が密集して咲く

葉の形は尖って細長く、オリーブの葉に似ている

香りが強い

・銀木犀の特徴

白い花が小さな枝の先端一つずつに咲き、花数は金木犀よりまばら

金木犀の葉に比べ丸く、周りに細かいギザギザがある

ほのかな香り

金木犀(キンモクセイ)の誕生花などの花言葉に関する豆知識

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季節を感じるのと同時に、花には366日ある誕生日にちなんだ誕生花としての役割もあります。

秋に咲く花である金木犀は、10月7日の誕生花。庭木なのでブーケや花束にするのは難しいかもしれませんが、鉢植えでも育てることが可能でお部屋を秋の香りで一杯にするには最適の贈り物となります。

さらに金木犀はお酒・お茶・甘いシロップに香水などでもその香りを堪能できることで知られています。10月のバースデーギフトとしては、味覚と香りを満足させてくれる金木犀に素敵な花言葉を添えて届けるのもおすすめですよ。

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金木犀(キンモクセイ)の名称・名前の由来

和名では金の木犀と書いて金木犀。花言葉だけでなく、この花の名前の由来についてもご紹介しておきましょう。

金木犀は中国原産の花で、日本には江戸時代に渡来したことがわかっています。「金」は黄金色に輝く花そのものを表していますが、「犀」というのは難しくあまりなじみのない漢字かもしれません。実はこの「犀」、なんと動物のサイに由来しており金木犀の木の皮の様子とサイの体の表面が似ていることからつけられた名前です。

別名には丹桂(タンカ)や桂花(ケイカ)・木犀花(モクセイカ)などがあり、同じモクセイ属には30種類ほどの品種が存在しています。全体を見渡すと国内では本州から沖縄列島、さらに台湾や中国など東アジアまで広く分布しているものです。

また学名のOsmanthus fragrans var.aurantiacusというのは、ギリシャ語で“香り”という意味のosmeに“花”のanthos。続くfragransは“芳しい香り”でaurantiacusは“橙色”を表していますので、まさに金木犀の姿をそのまま重ねたような名前がつけられていると言っていいでしょう。

国は変わっても花の特徴をとらえた名前が付けられている点で共通している金木犀。また可愛らしい小さな花とは対照的に強い香りで惹きつけるなどギャップを感じるところも興味深いのですが、もう一つ特徴的なポイントがあります。

それは日本にある金木犀には実や種が付かないこと。これほど広範囲に広まっているにも関わらず苗木からしか育たない理由はなんなのか!?実は中国から輸入された時に全て雄株のみだったというのが理由と言われています。

金木犀はもともと雌雄異株(しゆういしゅ)。わかりやすく言うと、雄の花を咲かせる株と雌の花を咲かせる株に分かれたものが受粉によって交配し、実をつけるのです。それが日本に入った時点から現在まで雄株のみで生き延びてきたというのですから、ちょっと驚きですね。

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金木犀(キンモクセイ)の季節・開花時期

秋の庭を代表する花として知られる金木犀は、一般的に9月から10月を中心に咲く花です。暑さにも寒さにも強く、北の地方に行けば行くほど早く咲き、逆に南では開花が遅い傾向にあります。さらに最近では気候の変動などで2分咲きとなったり、真夏を除いて年に何度か花を見ることができる四季咲き品種もみられます。

ただ実際に金木犀の花が美しく開花している姿を見られるのは3日から長くても1週間ほど。とても短いものですが、これは金木犀の元となっている銀木犀の方も同じです。

金木犀と銀木犀に共有されている「初恋」という花言葉の意味のように、一瞬の美を全うして散る花。それだけ短い間だけにしか浸れない陶酔の世界は、季節感やレアな雰囲気をより一層深くしているようにも感じられますね。

日本ではそのインパクトとはかなさから桜にも似たイメージでとらえられる金木犀ですが、古い歴史のある中国での桂花(=金木犀)は幸せを連れてくる花という位置づけ。その開花を待ち遠しくさえ感じるものだと言いお祝いのシンボルともなっているようです。

まとめ

ここまで、金木犀の花言葉や名前の由来などをお伝えしました。あなたには何か新しい発見があったでしょうか?

花の香りを利用したものにはフレグランスやポプリなど生活に彩(いろどり)を添えてくれるものと、金木犀のように飲み物や食用にまで幅広く使われるものとがあります。金木犀の場合は、特に香り成分に含まれる薬効に目を付けた先人の知恵も手伝って古来から珍重されてきた歴史があります。

金木犀の強い香りは、精神安定やアンチエイジング、食欲を抑制する作用や防虫効果など女性のキレイを下支えするようなものがたくさん含まれているものです。この記事をきっかけに少し金木犀の見方が変わったという方は、是非このポイントを押さえお試しになって下さい。

もちろん金木犀が持つ魅力的な花言葉の意味も一緒に、あなたを輝かせるお手伝いをしてくれるものです。花の魅力に負けない程の素敵なあなたでありますように。

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