SNSや匿名掲示板でよく聞く「キョロ充」という言葉を知っていますか?
リアルが充実している人を指す「リア充」と「キョロ充」では、一体どんな違いがあるのでしょうか。
そしてキョロ充は周りの人から正直、どのように思われているのでしょう。
もしかすると自分自身も周りからキョロ充だと思われる行動を無意識にしているかもしれません。
大学生だけではなく、実は大人にもいるキョロ充の特徴や、キョロ充を卒業する方法についでご紹介します。
Contents
キョロ充の意味
リア充はTVや雑誌などでもよく見かける言葉ですが、キョロ充ってあまり聞かないですよね。
マイナーなネットスラング「キョロ充」、これって実は主に大学生に関連する言葉なのです。
元々大学生を中心として広まったので、社会人にはあまり馴染みがないのでしょう。
キョロ充という言葉だけ聞くとあまり嫌なイメージは浮かびません。
むしろマスコットキャラクターのようで、何だか癒し系な気がしますよね。
でも意味を知ると、自分の特徴や周りからの評価がちょっと心配になってしまうかもしれません。
それは、キョロ充がスクールカースト最下位の人を指す言葉だからです。
キョロ充とは?
キョロ充は匿名掲示板の2ちゃんねる(現5ch)など、SNSやネットから発生した言葉です。
キョロ充の意味は簡単にいうと「大学生の人間関係カースト最下位の人」となります。
ここで言う人間関係とは、リア充の友達関係(グループ)のことです。
普段の自分の学生生活を思い浮かべましょう、クラスの中、友達関係で目に見えない上下関係はないでしょうか。
例えばリーダー的存在のA、Aの右腕的存在のB、一番頭が良いC、他3人にからかわれることが多いお調子者なDという4人組の、1つの友達グループがあるとします。
このグループは他の人達からも一目置かれるリア充グループです。
傍から見ると4人全員がリア充に見えますよね。
でもこのグループの中に1人、キョロ充の特徴を持つ人物Dがいるのです。
キョロ充はリア充に対する言葉として生まれたことから、リア充グループの中にいることが殆どだと考えられています。
リア充グループの中にいるので充実してそうに見えますが、それは必死にリア充を演じているからなのです。
キョロ充の正体は、リア充になりたいからとリア充グループに入ったり、全然充実していないのに無理をしてリア充になろうとしている人です。
キョロ充の語源
キョロ充はネットスラング、つまりネットから発生した言葉です。
キョロ充のキョロは、話し相手がいないか常に「キョロキョロしている様子」のキョロから付きました。
1人ぼっちになりたくなくて、いつも自分の仲間を探しているのがキョロ充なのです。
そして相手の顔色を伺いながら探り探りでしか行動できない、そんな特徴を持つ人をキョロ充と呼ぶようになりました。
ちなみにキョロ充まではいかないレベルの人のことを「キョロ」といいます。
キョロ充でありながら、しかしキョロ充のようにグループに属せず、結果的に1人ぼっちでいる人は「キョロぼっち」です。
このようにキョロ充の中にもカーストがあるのです。
キョロ充とリア充の違いとは?
リア充は、リアル(現実)での生活が充実している人のことをいいます。
例えば自分のことを遊びに誘ってくれる友達がいる、バイトやサークルが楽しい、恋人もいるし学生生活も順調なのがリア充です。
人間関係も恋愛もそして勉強もうまくいっていて、リア充は「寂しい、虚しい」とか「孤独」といった言葉とは無縁の生活を送っているという特徴を持っています。
そしてリア充は1人行動も平気、でも周りがリア充を放っておかないので、必然的にグループで過ごしているでしょう。
キョロ充はというと、こちらはあまり充実した生活を送っていません。
「自分には何か足りない」という空虚感だったり、「1人きりでいることが怖い」という不安感を抱えています。
ぼっちだと思われるのは恥ずかしいからと、周りから孤立しないようにリア充のフリをしているでしょう。
何とかグループに入れたものの、カースト最下位な現状をどうにか打破したいと思っています。
しかしどうにもできず、今いるリア充グループから弾かれないように必死です。
そんな自分だからこそキョロ充はリア充に憧れ、無意識にリア充の真似をしているところがあります。
キョロ充とぼっちの違い
リア充はリアルが充実している人のこと、キョロ充はそんなリア充に憧れる人のことでした。
そしてぼっちとは、「ひとりぼっち」から発生した言葉になります。
周りに親しく話せる人がおらず、いつも1人きりで過ごしている人っていますよね。
ご飯も1人で食べる「ぼっち飯」が当たり前になっている常に1人行動な人、それがぼっちです。
1人で過ごすことが好きなのではなく、状況的にそうならざるを得ないので、仕方なくぼっちの自分を受け入れているでしょう。
キョロ充とぼっちは性格的な特徴がよく似ているといえます。
キョロ充はぼっちになりたくなくて、常に話し相手を探しては1人を回避しようとします。
でもぼっちにはそれが出来ません。
リア充にもイライラしていますし、「いつもキョロキョロしている癖に…」とキョロ充を下に見ていることがあります。
キョロ充の特徴
リア充でもなければ、ぼっちでもないキョロ充の特徴を1つずつ見ていきましょう。
自分に当てはまるところがないか要チェックです。
キョロ充はキョロキョロしている
キョロ充は常にキョロキョロしているところが最大の特徴でしょう。
「キョロキョロする」というのは、不安げに周りを見渡したり、挙動不審に様子を伺う様子をいいます。
キョロ充が学校に到着したらまずすることは、自分が話せる友達(あるいは顔見知り)はいるかどうか、キョロキョロと探し出すという行動です。
自分と一緒に講義を受ける人、昼食を一緒に食べる人がいないか、表向きは余裕の態度で、でも内心焦りながら探すのがキョロ充でしょう。
あまりにキョロキョロとしているので、周りからは「落ち着きがない」とか「そんなにぼっちが嫌なのか」と不審に思われやすいです。
キョロ充は学校や食堂で知り合いがいないかとても気にしている
キョロ充は1人で過ごすことができず、学校や食堂では常に知り合いがいないか気にしてキョロキョロと探します。
教室で隣に座って一緒に講義を受ける人がいないと、途端に不安になるでしょう。
別の友達を自分のところへ呼ぼうとするものの、LINEを送って返事がないとますます焦ったり、来てくれないと不機嫌になります。
そして1人でいなければいけないとわかると講義は上の空、周りの学生にぼっちだと思われていないか気にしながらスマホをいじっています。
食堂でも食事をするより、真っ先に友達を探すのがキョロ充の特徴です。
一緒にご飯を食べる友達が見つかるまで我慢して食べません。
もしもリア充グループが「講義なんかサボろう」と言えば、内心嫌だなと思いながらも仲間外れの方が嫌なので従います。
キョロ充は友達を作りたいと思っても自分からは話しかけられない
キョロ充の特徴として、1人ぼっちは嫌だと思っていても、自分から話しかけにいけないというところがあります。
リア充は自分からどんどん話しかけますし、ぼっちはキョロ充になるくらいならぼっちでいいと思っているでしょう。
キョロ充の場合、リア充になって周りから羨ましがられたい気持ちを持っています。
それにぼっちのように教室でも食堂でも1人で過ごすのは耐えられないとも思っています。
だから友達を作りたい、話しかけたいという気持ちはあるのですが、思うだけで実行できません。
話しかけようか、でも無視されたら恥ずかしいし、そうやっていつもそわそわしています。
志は大きいけれど、それを実行に移す気持ちがないのがキョロ充の特徴です。
キョロ充は日々が充実してないので自分の話題がない
キョロ充は日常生活が全く充実していないせいで、自分の話題がないという特徴を持っています。
リア充は学校もバイトも恋愛も何もかも充実しているため、話題に困ることがありません。
ぼっちの場合もとくに話題がなかったとしても、話し相手自体がいないので困ることもないですよね。
キョロ充は自分もリア充みたいに話題の中心人物になりたいと思っています。
でも充実した私生活を送れていないので、リア充のように「バイト先で~」、「恋人が~」と自分の話題を提供できません。
話題がなければリア充グループから弾かれるかもしれない、だからキョロ充はネットで見た話しなど、どこかで聞いたことのある話題を出します。
どこかで聞いたことのある話題って、リア充はキョロ充以外からも聞いたことがあるし、何なら自分達でも話題に出してしまっているでしょう。
だから周りは内心キョロ充の話しを「それ聞いたことあるし…」「あんまり面白くない」なんて感じています。
キョロ充は周りの目を気にする
キョロ充の特徴として、常に周りの目を気にしているというものがあります。
リア充は周りの人の目を気にすることなく自然体で過ごしているでしょう。
ぼっちも周りの人からどう思われているか気にしていないからこそぼっちでいられるのです。
しかしキョロ充は、リア充から自分がキョロ充だと思われることを一番怖がっています。
ぼっちに「本当は同類だ」と思われることに対しても強い拒否感があるでしょう。
だからこそいつも「自分はちゃんとリア充になれているかどうか」、「リア充と同じことが出来ているか」を気にしています。
無理をしてリア充グループの中にいようとするのも、リア充やぼっち以外の人達からも「あの人、友達いないんだ」と噂されることを避けるためです。
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キョロ充はノリは良い
キョロ充は意外にもノリが良く、盛り上げ役になってリア充を楽しませようとする特徴を持っています。
元々ノリが良い性格だとか、根明だからというわけではありません。
これはリア充に「一緒にいると楽しい」「一緒のグループで過ごす価値がある」と思われたいからです。
本当の自分は根暗でも、無理をして明るいキャラを演じるのがキョロ充でしょう。
普段はお調子者のように見せているので、リア充からはからかってもいい存在として扱われることも少なくありません。
プライドから「からかわれたくない」と内心イライラしていても、表向きは「やめてよー」と笑顔で返します。
こうしたノリの良さはキョロ充の処世術でもあるでしょう。
キョロ充は1人で何かをすることができない
キョロ充はどちらかといえば無理をしてリア充グループに属しているので、本来はぼっち寄りの性格をしています。
でもぼっちでいることは恥ずかしいと思ってしまうので、自分1人で何かをすることはできないのがキョロ充の特徴です。
1人で講義を受けるなんて絶対に耐えられないと感じますし、食堂でぼっち飯をするくらいなら食事抜きでもいいとさえ思ってしまいます。
学校で1人で過ごすことが嫌なだけではなく、キョロ充は1人でカフェやファーストフード店へ入れません。
ちょっと気になる映画があるから1人で見に行くとか、そういったことも無理です。
周りの目を気にするせいで、とにかく1人を避けようとしてしまうのでしょう。
だからこそ学校では過剰にリア充グループへまとわりついてしまうのです。
キョロ充は空回りしやすい
キョロ充はノリが良い反面、しかし自分でも気づかないうちに空回っているという特徴があります。
話し上手でもなければ、話題も全然ありません。
そんなキョロ充はリア充を楽しませるために無理をして盛り上げ役になっているのですが、必死なあまり場が白けるトークをしがちです。
よくやってしまうのが、異性もいるのにキツい下ネタの話題を出すという行動でしょう。
リア充メンバーをからかって、そのからかったリア充から「は?」と冷たい反応を返されることも少なくありません。
キョロ充的には「これは盛り上がる」と思っても、リア充には全然通じないのです。
しかしそれには気づいていないからこそキョロ充なのでしょう。
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キョロ充はSNSに凝った写真を載せる
キョロ充はSNSに、やたらと凝った写真を載せたがる特徴があります。
それはリア充アピールの一環で、SNSのフォロワーに自分の生活を羨ましがられたいからです。
飲み会で実際には全然盛り上がらなかったのに、SNSではいかにも盛り上がっているかのようなコメントとともに凝った写真を載せます。
キョロ充が女性ならわざと男友達の手など体の一部を入れながら、「男友達とご飯~」なんて写真をSNSにアップするでしょう。
大抵は写っている相手の許可なく載せていることが殆どです。
皆に自慢したくて写真を撮っているので、細かい配慮に欠けていることがあります。
キョロ充はSNSを常にチェックしている
キョロ充はSNSを常にチェックしている、SNSに依存気味な特徴があります。
暇で手持ち無沙汰だからSNSを見ているのではなく、いつも自分と一緒に過ごしている人の情報を集めたいからSNSをチェックしているのがキョロ充です。
リア充のSNSに真っ先にいいねを押す、SNS上でリア充と親し気にやり取りして、それをフォロワーに見せつけることに必死になっているでしょう。
そこまでするのは、やはりキョロ充がリア充に対して「見捨てられたくない」という気持ちが強いからです。
リア充のSNSを盛り上げることで、リア充に「仲間で良かった」と思われたがっています。
キョロ充は1人だと大人しい
リア充グループと一緒にいると誰よりも騒がしいのに、キョロ充は1人だとぼっち以上に大人しいのが大きな特徴といえます。
リア充といるときと1人でいるときでそこまで差が出てしまうのは、周りの目を気にしているからです。
自分1人ではカフェで数十分程度休憩を取ることもできないのは、周りにぼっちだと思われたくないからでしょう。
キョロ充はそれだけ必要以上に周りのことを気にして自分の行動を制御する性格をしています。
リア充グループにくっついていることが癖になっているので、個別行動ができないのです。
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キョロ充は色々と無理をしている
キョロ充は色々と無理をしている、そんな厄介な特徴を持っています。
自分は完全にリア充になることはできないと思いながら、それでもリア充を演じてしまうのです。
心が限界でも無理をして頑張ってリア充のSNSをチェックしたり、教室や食堂でリア充グループを盛り上げようとします。
頑張ってリア充を演じるのではなく、キョロ充な自分を受け入れて私生活を充実させる、そんな考え方ができません。
リア充とキョロ充には大きな違いがある、そこに気づかないままリア充を目指しているので、空回ってしまうのです。
キョロ充はテンションが平常時でもMAX
平常時でもテンションがMAXに近いのがキョロ充の特徴です。
リア充から何か話しを振られると、「まじで!?やべーじゃん!」と全力でリアクションをします。
何かあればフレッシュな若手芸人並みに驚いたり怒ったり、喜んだりするでしょう。
「自分は明るくて陽気なキャラクター」を演じるのに必死なのです。
「あちーなw」なんて言いながら教室の冷房を極限まで下げて周りから避難される、漫画みたいにお約束なこともします。
ここまでテンションが高いのは、キョロ充の本来の性格がそうだからではありません。
リア充に気に入られるため、何もなくてもテンション高めで話しています。
本当の自分は暗くてぼっちに似ていると、リア充に悟らせないためです。
キョロ充は猿でも出来る合図をとりたがる
キョロ充はコミュニケーション能力がありませんが、猿でも出来る合図を取りたがる特徴を持っています。
1人でいるときのキョロ充はとても大人しいため、講義、ゼミなどでは自分から発言することはありません。
しかしリア充グループといるときは「うぇーいw」、「まじかー」「やべーな」と相づちを打ちます。
こうした猿でも出来るような合図を出すことがリア充のコミュニケーション方法であると、キョロ充は思っているのです。
キョロ充は周りからどのように思われている?
無理をしてリア充になろうとする特徴のあるキョロ充は、周りからどのように思われているのでしょうか?
周りの人から見たキョロ充についての意見をまとめました。
実はキョロ充は他の人から、「ついで」であり「リア充の真似ばかりする」、「うざい人」だと思われていたのです。
自分はどんな印象を持たれているのか、ここで一度確認しておきましょう。
キョロ充は「ついで」だと思われている
周りからは、「キョロ充=(リア充の)ついで」だと思われていることが殆どです。
1人で行動できないという特徴を持つキョロ充は、常にキョロキョロと一緒にいる相手を探しています。
そして自分から話しかけられず、リア充グループにくっついていることしかできないから「ついで」の存在なのです。
キョロ充を誘いたいから飲み会や遊びに誘うということはなく、人数合わせに呼ばれることが多いでしょう。
人数が足りていてばキョロ充を誘いませんし、そもそもキョロ充を誘い忘れるということもあります。
そのため飲み会当日に「え!今日飲み会あったの?」と知って驚いたり、いつも一緒にいるグループが自分抜きで旅行へ行ったことをSNSで知るということも珍しくありません。
キョロ充は真似ばかりするヤツだと思われている
キョロ充はリア充に憧れ、ぼっちを嫌悪する、そんな特徴を持つ人です。
自分もリア充のようになりたいと思ってリア充の真似をしていますが、そういった部分を周りはしっかり見抜いています。
リア充が行くようなオシャレなカフェを自分もよく行く風に装ったり、リア充が着ている服のブランド、しているヘアスタイルを真似してばかりでしょう。
キョロ充はリア充になりたい一心でリア充の真似をしているのですが、上辺だけ真似をしているため、周りからの評価は最低です。
「いつも真似ばかりするヤツ」だと思われるのは、無理をして表面上だけ取り繕っているのが透けて見えるせいなのです。
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キョロ充はうざいと思われている
キョロ充はリア充になりたいと思ってリア充のフリをしますが、その空回り具合が周りからうざいと思われています。
例えば本来は根暗なのに根明なリア充を演じて、平常時でもテンションMAXなのがキョロ充の特徴です。
キョロ充は自分ではリア充的な振る舞いだと思ってしていますが、周りからすると「テンションがうざい」、「無理してリア充になりきっている」としか感じません。
異性もいる場でキツい下ネタを出す、悪口を言ったり空気を読まないからかい方をして周りをドン引きさせることもあります。
とくにSNSでは相手の許可を取らないで、勝手に顔写真を載せてはリアルが充実しているように装うことがあるでしょう。
しかし顔写真を勝手に載せられた側としては黙っていられませんよね。
「自分がリア充になりきりたいからって、人を利用するなんてうざい!」とキレられることもあります。
リア充から見たキョロ充の位置づけは?
リア充からすると、キョロ充は底辺の位置づけにあります。
カースト上位が自分達リア充、その次にアニメヲタクなどの人々で、その下にスイーツ系女子やいわゆるDQNな人、そして絶対に越えられない壁があり最下位がキョロ充です。
ヲタクにはぼっちが多いものの、周りの顔色を気にせず自分の好きに生きている特徴があります。
絶対に譲れない意志や1人ぼっちでも揺るがない軸を持っていて、自由に振る舞っているところにリア充も共感するのでしょう。
しかしキョロ充は周りの顔色を伺うばかりで1人では何もできず、リア充にくっついている「ついで」です。
リア充からするとキョロ充は自分達リア充の真似をしないと1人では何もできない、ちっぽけな存在なのです。
優しいリア充からは、「無理しないで自由にすればいいのに」「生きるの大変そう」と同情されています。
キョロ充は大人にもいる
教室や食堂で1人になりたくないキョロ充は大学生特有の言葉のように思えますが、実は大人にもキョロ充がいるのです。
大学を卒業して社会人となったキョロ充は、就職したタイミングで現れます。
「自分はもう学生じゃないからキョロ充ではない」と安心しているあなたも、実はキョロ充の特徴を持っているかもしれません。
キョロ充は就職したタイミングで現れる
大人のキョロ充は大学を卒業したあと、就職したタイミングで現れます。
1人で講義を受けられない、食堂で1人で食事できないというのが大学生キョロ充の特徴でした。
大人のキョロ充は、入社した会社で新たな人間関係を築いていかなければいけないときに誕生するのです。
大人キョロ充は、職場で「早く同期と友達にならないといけない」、「同期のグループLINEに入りたい」と焦りながらも自分から周りに声をかけることができません。
そわそわしつつ、でも表向きは余裕の態度でリア充のフリをしています。
本当にリア充なわけではないので、自分から提供する話題もどこかで聞いたことのある話しばかりです。
同期や先輩など周りにいるリア充の機嫌を伺いつつ、無理をして自分もリア充になろうとします。
キョロ充を卒業する方法は?
大人になってからもキョロ充のままでいるより、今、キョロ充を卒業した方が何倍も気持ちが楽です。
キョロ充の特徴を持っていると思ったあなたは、大学生のうちにキョロ充を卒業する方法を実践しましょう。
自分を活かし、誰かと比べることをせず、1人を怖がらなければすぐにでも卒業できます。
キョロ充は卒業するためには自分を活かす
キョロ充の特徴を持っていると自覚したあなたがキョロ充を卒業するには、自分を活かすことが大事です。
リア充ってチヤホヤされて羨ましいし、憧れますよね。
でも無理やりリア充のフリをしたって、周りの人からうざいと思われるだけでメリットなんてありません。
リア充みたいに遊びに誘ってくれる友達や恋人がいなくたって、自分が今の生活に満足できていれば、あなたもリア充のように充実していることになります。
頑張ってリア充を演じても、周りの人からはますます不快に思われるだけです。
そんなことが続けば誰もあなたの相手をしてくれない、ぼっちにさえ相手にされない存在になってしまうでしょう。
それに周りにはあなたが実はキョロ充であることは、案外バレているものなんです。
これからは無理をせず、自分が生きたいように生きてください。
自分の気持ちに正直になることが本当に充実した生活だといえます。
キョロ充を卒業するためには誰かと比べない
キョロ充を卒業するために、これからは自分と誰かを比べることはやめましょう。
キョロ充の特徴がある人は、リア充に対して過剰な憧れを持っているところがあります。
これは自分とリア充を比べては「自分にはないものをたくさん持っていて羨ましいな」、「毎日幸せそうでいいな」と思ってしまうからです。
でもリア充は本当にリアルが充実しているのでしょうか?そして本当にキョロ充が思うように幸せなのでしょうか。
実はリア充のフリをしているキョロ充かもしれませんし、リア充にだって誰にも言えない悩みもあるでしょう。
誰かと比べて「あの人が羨ましい」と思い詰めるのではなく、キョロ充でも十分幸せだと思えることを大事にしましょう。
もしかするとリア充ではないかもしれないあの人と自分を比べてばかりはやめるべきです。
キョロ充を卒業するためには一人を怖がらない
キョロ充を卒業するならば、1人を怖がらないことがポイントです。
キョロ充は1人ぼっちでいることを過剰に嫌がる特徴があります。
そのために無理をしてリア充のフリをし、友達グループの輪の中に入ろうとしてしまうのです。
そういった「1人でいることを怖がる」のをやめれば、周りに白けた目で見られながら無理して友達と一緒にいようとは思わなくなります。
わざわざテンションMAXで根明なキャラを演じなくても自然体で話せる人がいるなら、そのままのあなたで友達グループの中に残っていればいいのです。
リア充のフリをやめたあなたをバカにしたり、やっぱりリア充のフリをしないと一緒にいられないと思う相手とは、良い縁がなかったのでしょう。
無理に入っていたグループから抜けてみると、自分が自然体で話せる新たな友達が見つかることがあります。
今の友達グループにいることがどうしても無理だと思ったら、一度他のところに目を向けてください。
まとめ
キョロ充は周りの目を気にして1人行動ができない、ノリは良いけど空回りしやすく無理をしているなどの特徴があります。
キョロ充のまま大学生活を終えても、そこでキョロ充を卒業できなければ大人になってからも苦労するでしょう。
自分はキョロ充だと思ったら、無理をしてリア充のフリをしないで自分を活かす、そして誰かと比べない生き方をしてください。
リア充にばかりこだわるのではなく、1人を怖がらないでやりたいことをやれるようになれば、キョロ充を卒業できます。
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