マリーゴールドの花言葉の意味!黄色・オレンジなどを紹介!

目に映るだけで元気をもらえそうな美しいマリーゴールドの花。単体だけでなく寄せ植えの花としても大変人気のある品種です。

今回は日本でも春から秋にかけて楽しめる花、マリーゴールドの世界を花言葉の意味と共にご紹介します。

マリーゴールドの花言葉の意味と由来

明るく生き生きとした花色とは対照的に、暗くネガティブな意味を多く持つのがマリーゴールドの花言葉です。全般には「嫉妬」「悲しみ」「絶望」「悪をくじく」「別れの悲しみ」と残念ながらどれを取っても見た目の印象とは結びつかないダークな世界。かろうじて「友情」や「健康」の意味で表されることもありますが、どうしてもマイナスな意味の方が勝っているように感じます。

実はこれ、マリーゴールドに限ったことではなく、なぜかイエロー系の花色に多い花言葉の傾向と言ってもいいものです。例えばレッド系では愛や情熱を表すバラも、黄色になると「薄らぐ愛情」といった風に意味合いがズレてきます。

花言葉は、見たままの姿を言葉にしたものと由来となるエピソードにちなんだものなど多種多様ですから一概に良い意味ばかりとは限りません。贈り物としてはポピュラーな花も、その色だけに注目してみればかなりニュアンスの違うものもあって時に注意を必要としそうです。

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英語のマリーゴールドの花言葉

では花言葉発祥の地である海外ではどういった表現が使われているのか見てみましょう。英語では嫉妬を意味するjealousy、絶望のdespairに加え悲嘆を表すgriefという表現が用いられています。やはりこちらもマイナス思考の意味が多いようですね。

イエロー系の花にネガティブな意味が多い理由の一つに、キリスト教との関係性が言われています。

新約聖書には、キリストの13人の弟子の一人であるユダという人物が登場します。ユダはキリストが十字架刑に処せられるきっかけを作った裏切り者として描かれており、キリスト教におけるユダの存在は裏切りを表す代名詞と言ってもいいくらいなのです。

黄色はこのユダが着ていた衣の色でもあることから、この色をまとった花にはネガティブな花言葉が付いていると言われています。

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色別のマリーゴールドの花言葉

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全般には決して気分を上げてくれるような花言葉ではなくとも、花色次第では真逆の意味を表すことも珍しくない花言葉の世界。ではマリーゴールドの代表的な2つの色ではどんな意味が隠されているのか、そちらもご紹介してみましょう。

黄色のマリーゴールド

黄色のマリーゴールドでは「可憐な愛情」と「下品な心」という二つの花言葉が有名です。これらの花言葉にはギリシャ神話における太陽神を中心とした誕生秘話がいくつか存在していますが、その中の代表的なものをご紹介します。

「太陽の神アポロンと妖精クリスティの物語」

アポロンに恋こがれたクリスティには、すでにアポロンと恋仲であった王女の存在が疎ましいものでした。ある日クリスティが2人の関係を王女の父親に告げ口したことで父親は激高し、娘である王女を生き埋めにしてしまいます。一方的な嫉妬心から一人の人間を死に追いやった自分を恥じたクリスティは、アポロンを見つめたままその場から離れることができず9日目には黄色の花と化してしまいました。

これによってマリーゴールドの花は太陽(神)の方向を向いて咲くようになったと言われています。当然ながら陽が落ちると花はしぼんでしまい、クリスティの想いも届くことはないままという結末です。そんなエピソードによって生まれたのが「可憐な愛情」。そして「下品な心」はクリスティの嫉妬心を表した意味と解釈できます。

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オレンジのマリーゴールド

オレンジのマリーゴールドには「真心」という素敵な花言葉があります。ただしこれにもアポロンに関係するギリシャ神話の悲しいエピソードが伝えられています。

「アポロンと少年クリムノンの物語」

アポロンを慕うクリムノン少年は、その姿に出会える時間を毎日心待ちにしていました。自分に想いを寄せるクリムノンにいつしかアポロンも愛情を注ぐようになっていきます。この関係を快く思わなかったのが、雲の神です。雲の神はクリムノンとアポロンを出会わせまいと8日もの間、太陽を雲で覆ってしまいました。

ようやく雲が晴れた9日目のこと、アポロンとの再会を願ったクリムノンはすでに息絶えていたのです。それを悲しんだアポロンは、二人の証として少年の亡骸をオレンジ色のマリーゴールドに変えたと言われています。

オレンジのマリーゴールドにつけられた「真心」の花言葉は、太陽の神アポロンの想いそのものと言えそうですね。

マリーゴールドの種類など花言葉に関する豆知識

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一般的には黄色やオレンジといった色の印象が強いマリーゴールド。素人目にはどれも同じように映ってしまいますが、日本人になじみの深いキンセンカ属のカレンドュラとマンジュギク属のマリーゴールドは同じキク科の植物というだけで全くの別種です。

家庭の庭でよく見かけるカレンドュラはポットマリーゴールドともいわれる品種で、トマトのヘタに似た独特の香りから食用ハーブとしても使われるものです。ちなみに「ポット」は食用できる草花という意味なのだそうですよ。

さて一方のマリーゴールドは、いずれもメキシコを原産でコロンブスの新大陸発見以降にヨーロッパへ持ち込まれた植物の一つ。マリーゴールドの代表的な品種には次のようなものがあります。

フレンチマリーゴールド

パリの宮殿の庭からヨーロッパ中に広まったことでこの呼び名が付いています。

アフリカンマリーゴールド

メキシコからインドへ渡り、まずは「インドのバラ」と称してヨーロッパに持ち込まれた花です。細かな花びらが密集して咲くため丸くボリュームがあるのも特徴です。

メキシカンマリーゴールド

葉が細く羽のようになっているのが特徴。花びらが一重咲きのハート形で愛らしい品種です。

レモンマリーゴールド

葉にレモンに似た独特の芳香があります。

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マリーゴールドの誕生花

花を贈る時には、花言葉の意味や由来を知って相手に残念な思いをさせない気配りも必要です。とはいえマリーゴールドも「真心」や「健康」「友情」といった花言葉に注目すれば、決して気後れする必要はありません。

なぜならマリーゴールドを誕生花として位置付けている日は実に多く、解釈の違いはあっても1年を通してみれば1月から11月までと広範囲にわたって存在するからです。

その中でも解釈が共通している日をピックアップすると、6月5日7月18日。さらにオレンジのマリーゴールドは8月20日黄色が9月2日となっています。あなたの身近な人への贈り物として参考にしてみてはいかがでしょうか。

マリーゴールドの名称・名前の由来

種類が豊富であるほど見分けは付きにくく、国や地域による別名がたくさん存在するのも花の奥深さ、面白さではないでしょうか。マリーゴールドの種類でも少し触れましたが、あらためてマリーゴールドの名前の由来をおさらいしておきましょう。

まずこの名前を区切ってみると、マリーとゴールドという2つの単語で構成されていることがわかります。マリーは聖母マリア、ゴールドはそのまま黄金色の花色を示しているものです。キリスト教では1年に何度かやって来る聖母マリアの祝日というものがあり、開花期の長いマリーゴールドの花はまさにその祝日を象徴するような花ということから、「聖母マリアの黄金の花」=マリーゴールドと言われるようになったそうです。

またマンジュギク属の学名であるTagetes(タゲテス)は、紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにかけてイタリア半島に存在したエルトリアという国家群において、占星の神とされたTages(ターゲス)の名に由来するという説もあります。

マリーゴールドが日本に渡来したのは江戸・寛永年間とされ、その品種ごとの和名もそれぞれ別のものが存在しています。

・フレンチマリーゴールド:紅黄草(コウオウソウ)、孔雀草(クジャクソウ)または万寿菊(マンジュギク)

・アフリカンマリーゴールド:千寿菊(センジュギク)または山椒菊(サンショウギク)

・メキシカンマリーゴールド:細葉紅黄草(ホソバコウオウソウ)または姫紅黄草(ヒメコウオウソウ)

では日本でマリーゴールドとイコールでとらえていることも多い「キンセンカ」という名前は何なのか、補足しておきます。

結論から言って、キンセンカというのは食用ハーブのポットマリーゴールドの和名です。つまりカレンドュラ=ポットマリーゴールド=キンセンカ(金盞花)ということになります。これは花びらの形が盃のような形に見えることからつけられた名前だそうです。私たちにとってはもっと身近であって良いはずの名前ですが、成り立ちが少し複雑ですね。

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マリーゴールドの季節・開花時期

マリーゴールドは4月~11月頃までと1年のほとんどで楽しめる花です。市場に最も出回るのと同時期ですが、最盛期は春真っただ中の5月から初秋の9月。庭先で楽しむだけでなく行楽やレジャーでこの花に出会うことも多いので、子どもから大人までなじみ深い花であることに違いないでしょう。

また長ければ10日ほどと花持ちがいいことから、切り花やブーケとしても人気があります。

まとめ

今回は、マリーゴールドの花言葉についてご紹介しました。

天に向かって生き生きと咲くのがマリーゴールドの花。その由来にはギリシャ神話の悲しい物語が隠されていましたが、人の想いの果てに咲いた花という点でとても趣深いものがあったのではないでしょうか。

最後に、花言葉以外の要素からマリーゴールドにまつわるお話をご紹介します。

マリーゴールドを含むキク科の植物には虫に対する防除効果があることで知られています。いい方を変えれば毒性を持つ花となるわけです。マリーゴールドに話を戻すと、その根に含まれる成分に線虫の防除効果があることから他の草花や作物を守るためのコンパニオンプランツの役割も果たすのだそうです。

学識者達の中ではマリーゴールドの特性を例え、この花がこれほどまでに美しくなければ、おそらく人の手が入る庭には植えられなかっただろうとまで言われています。

「美しい花には毒がある」とは言いますが、愛らしさと美しさを備えたマリーゴールドにも当てはまる言葉のようですね。

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