本命がいても「素敵だな」と思う人が何人いても決して不思議なことではありません。
でももし本命以外の好きな人にアプローチされたら心は揺らぎますし、悩むことは間違いないでしょう。
また本命はまだいないけれど素敵で好きな人が何人もいて決められない人もいるのではないでしょうか。
本来は好きな人ができるとその人しか見えなくなるものです。
本命として一人に絞れないのは好きだと思う基準が広いのかもしれません。
ではなぜ好きだと思う許容範囲が広いのか、好きな人が複数できる心理を探っていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
好きな人が複数の心理は?
あの人が好きだけど、違うあの人も好き。
それは同じようなタイプの人もいればまったく違うタイプの人もいて、恋愛のベクトルが一致せず多方向である人はいることでしょう。
自分の中で本命が一人に絞れずジレンマに悩んでいる人もいるかもしれません。
またなぜいろいろな人が好きになってしまうのか悩んだり罪悪感を感じることもあり得ます。
もし少しでも心理が分かれば自分が複数人好きになる理由が見つかるかもしれません。
ここでは好きな人が複数の心理を紹介していきます。
ぜひ実際に悩んでいる人は参考にしてみてください。
好きな人が複数なのは優秀な遺伝子を残すため
好きな人が複数の心理として、好きな人が複数なのは優秀な遺伝子を残すためということが挙げられます。
これは男性により当てはまりますが、女性も例外ではありません。
遺伝子を残すのは男性だけではないので女性も自分の残す本能があるのです。
ただ、より優秀な遺伝子を残すという点では男性よりも女性の本能のほうが上回っていると言えます。
そういった優秀な遺伝子を残すためには選択肢は多いほうがより優秀な遺伝子を残すために複数のパートナーの中から選ぼうとする心理はごくごく当然のことです。
人はただやみくもに複数いる好きな人の中から本命のパートナーを見つけるわけではありません。
やはり自分が本当に好きだと思う人や価値観が一緒など、好きという気持ちだけで選ぶわけではないのが恋愛です。
漠然と好きという気持ちを抱くだけなら誰でもあることですが、その中から本当のパートナーを見つけ出すことは本能だけは無理があります。
好きな人の中のひとりひとりの性格や相性、将来性などいろいろな方面から相手を見ることが何より大切です。
決して本能だけに頼らず見極めていくことも必要なことでしょう。
ちょっと惚れっぽい性格だから
好きな人が複数の心理として、ちょっと惚れっぽい性格だからということが挙げられます。
確かに次から次へと好きになってしまう人は存在します。
それは今好きな人を上回る人や今まで接してきたことのない性格の人、はたまたビビッときたなど少しでも心が揺れ動くと恋愛のターゲットの中に入ってしまいます。
惚れっぽいのが悪いことではありません。
むしろ自分により合う人を見つけ出そうという気持ちがそうさせています。
ですがもし本命がいて、浮気っぽい性格だと思われてしまうと相手から離れていってしまうことにもなり兼ねません。
また恋人をとっかえひっかえしていて腰の軽い人間だと思われてしまうと人として信用されなくなることも十分にあるのです。
目の前に素敵な人が現れてもまずは一歩引いて相手を見てみることも大切です。
すぐに目をハートマークにしないように気を付けましょう。
慎重派でまだ決められないから
好きな人が複数の心理として、慎重派でまだ決められないからということが挙げられます。
複数の人をほぼ同時に好きになることができる、そう聞くと浮気癖があったり恋愛に対して適当なのかと思われがちです。
ですが実は真逆である場合があります。
まだ本命が見つけられていない時は一人に絞ることができずにいます。
その理由としてあまりに真剣に本命を見つけたいあまりに複数の人を吟味している状態なのです。
複数の人の中から一人を見つけ出すことはとても大変なことかもしれません。
もしかすると周囲からは誤解をされることもあるでしょう。
そんな周囲の誤解はどこ吹く風、本人はいたって真剣に多くの本命候補を慎重に考えています。
決して同時進行で複数の人と付き合うというつもりはなく、あくまでも慎重であり真剣です。
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人のいいところを見つけるのが得意だから
好きな人が複数の心理として、人のいいところを見つけるのが得意だからということが挙げられます。
多くの人は本命の人を探すまではわき目もふらず探しますし、そうそう好きな人は見つからないものです。
ですが好きな人が複数できる人にとってはいろいろな人の良い面が頭の中に入ってきてインプットされるため好きかもと頭の中で判断します。
つまり許容範囲が広いということがありますが、好きな人とそうではない人という単純な分け方をするため好きな人とインプットされる人がどんどん増えていくのです。
ある意味、好きな人としてインプットされる人は魅力的な面を持った人であると言えます。
また多方面からその人の長所をすぐ見つけることに長けていることもあり、同じ魅力を持った人ではなくいろいろなその人の良い面を探すところができるのです。
そうして魅力ある人がインプットされていった結果が複数の人を好きになっていくことになります。
他の人が気が付かないような部分も魅力として見つけ出すことができるので、人を見る目があることは間違いありません。
複数の人に甘えたいから
好きな人が複数の心理として、複数の人に甘えたいからということが挙げられます。
付き合っているカップルであっても会いたいときにお互いの都合が合わず会えない…そのようなことは当たり前のことです。
でもどうしても会いたい、でも会えないときの辛さは耐えられないときもあるでしょう。
そんなとき複数の好きな人がいると誰かに甘えることができるわけです。
また甘えられる人が複数いると甘え方も変えることができます。
人によって受け止めてくれる優しさは違います。
女性は特にいろいろなことで悩み、気分で甘え方も違います。
自分が甘えたい時に気分に合った好きな人に甘えられることは何より嬉しく感じます。
ですがそのようなことをしていると本命を一人に絞ることができなくなる可能性が大いにあります。
会いたいけど会えない、そのようなときは次に会ったときにとても相手を愛おしく思えるものです。
会えない時間があるからこそ相手を思いやる気持ちが強くなったりするので一人の時間も大切にすることも知りましょう。
複数の人に愛されたいから
好きな人が複数の心理として、複数の人に愛されたいからということが挙げられます。
多くの人に愛されることで生きているという実感を得ることができるのです。
また愛される実感は生きることに自信を持つことができます。
そうは言っても一生複数の人に愛されるということは難しいものです。
多くの人に愛される幸せもありますが、一人の人から愛されることのほうがより喜びを得ることができることを知るのが大切です。
このような人は自分から愛情を与えることが苦手なことがあります。
与えるよりも与えらえれることに慣れてしまっていることがその要因です。
自分の愛情を与えずに人の愛情を得ることはできません。
一人の人に集中して愛情を与えることでその倍の愛情を得られることを知りましょう。
好きな人が複数のときの後悔しないためには?
好きな人が複数いるときに後悔しないためにはどのようにするのが理想なのでしょうか。
もちろん自分の気持ちの中で好きな人は何人いても良いのです。
日々の中で素敵に感じる人がいるのは当然ですし、憧れることは自由です。
ですがそこに恋愛ということが絡んでくると事情が変わってきます。
特に一人のパートナーを決めず複数の人と同時に付き合う選択をした人は恋愛に対して奔放ではありますが、相手の気持ちを考えていないことがあります。
つまり自分の気持ちばかりを優先して、どんどん相手を乗り換えていくこともあるわけです。
それはそれで自分で選択したことなので後悔はないかもしれません。
ですが乗り換えられて忘れられた人にとっては辛い気持ちにさせられるだけなのです。
恋愛で後悔しないためには相手にどれだけ愛情を持つことができるかがカギとなります。
よく複数の人と恋愛を同時進行している人の言い分として「みんな同じくらいの愛情を持っている」と言います。
何人相手がいてもそれなりの愛情を与えている、と思っているのでしょうがその愛情はとても浅いものだと連想させます。
また恋愛は相手に迷惑を掛けたり掛けられたりの状況の中でいかにお互いが助け合ってそれによって絆を深めていけるのか、ということもあります。
さらには複数の人が好きであることの後悔をする以前にまだ本当の恋愛をしていない人という段階であることも考えられます。
恋愛に達するまでにいくつか段階を踏むことが必要になってきます。
では複数の人を好きになって後悔しないためにどのようにするべきか、次で紹介していきましょう。
複数の好きな人を恋愛的にどのように思っているのかを知る
複数の人を好きになって後悔しないためにも恋愛の段階を考えてみることが必要です。
いくら複数の人を同時に同じ愛情を持っていると思っていても全員に同じレベルほど好きでいるかと言えばそれは違います。
相手は全員違う個性を持っている人です。
例えばこの人は顔が素敵で好き、また違う人は優しいから好き、などそれぞれの好きな面を見出しているため全員に対して同じ好きのレベルの程度はバラツキがあります。
では複数の人に対する好きの気持ちの段階を詳しく紹介しますので好きな人への自分の気持ちを確認してみてください。
恋の段階
複数の好きな人を恋愛的にどのように思っているのかを知ることとして、恋の段階を知ることが必要です。
まずは複数の好きな人がどのような相手であるのかを分けてみてください。
段階の一つ目は、相手がただの友人や知人である場合です。
この場合はあくまでも友人や知人であり恋愛対象外であると言えますが、ただの友人知人であってもその先に恋愛感情を持つことも無いわけではありませんが現段階では振り分けとして恋愛から除外しましょう。
次に段階の二つ目は、気になるお気に入りの人の場合です。
恋愛対象となるのはこの段階からと言えますが、それでもまだ相手をよく知らない状態で漠然と気になる存在なだけです。
完全に恋愛の範疇に入るのは一か月や二か月ほど時間を見てみましょう。
段階の三つ目は、一目惚れの燃え上がった恋の場合です。
一目惚れなので一瞬でキュンキュンして心の中は燃え上がっている状態です。
ですが相手を一方向からしか見ていないため良いところしか見えてはいません。
それでも恋は盲目的な状況であり好きな気持ちがしばらく続く場合は一、二か月は判断する時間を置いてみましょう。
最後の段階は、完全な本当の恋である場合です。
相手を多方面から知って良くも悪くもすべてを知り尽くした状態でしょう。
ただここまで知るにはかなりの時間を要します。
それは好きになってしばらくは良い面しか見えてこないからです。
相手の悪い面は半年から一年近くはある程度時間を置いて判断してみましょう。
恋の段階をヒントに考える
複数の好きな人を恋愛的にどのように思っているのかを知って、恋の段階をヒントに考えることをしてみましょう。
複数の好きな人を段階で振り分けてみて、ここからは相手との関係性を整理してみてください。
もし今付き合っている人がいるのに他の人を好きになってしまった場合、本命以外の好きな人の段階はどこだったでしょうか。
異性の友達であるのか、これまでお気に入りの人であったのか、また急に横から現れた燃え上がった恋でしょうか。
今の本命に不満があって、急に目の前に違う人が出現するとその人が良く見えてしまい心が向かってしまうのが人の心理です。
ただその向かった心が恋愛へと発展して本気になるのか、単なる心の揺れの状態であるのか見極めることも必要です。
また何よりここでどうしても人の気持ちで存在してしまうのが「情」ということです。
ときに恋愛と情は重なり合ってしまうことがあるのです。
そして情は恋愛だと勘違いさせてしまうこともあります。
一度相手に情が移ってしまうといろいろな恋愛の障害も出る場合もあります。
付き合っている人に好きという気持ちはもうないはずなのに別れられない、という状況になることがあります。
彼には私がいないとダメ、別れたら彼が可哀そう、などと言った気持ちやすでに家族同然のようになってしまった場合など情は心の奥深くで離れられなくなることもあるのです。
カップルのマンネリはこうしてなってしまうことが往々にしてあるわけです。
複数の好きな人ができてしまうことは実に複雑でその段階のヒントで考えることは難しいことかもしれません。
ですが一人一人に向き合って答えを出していくことで解決していくことはできます。
まずは相手への恋愛レベルを考えてみることから始めていきましょう。
そして相手の段階でより後悔しない恋愛を心がけてみてください。
好きな人が複数いる場合、理想を捨て現実を見る
好きな人が何人もいる人は、自分の理想を兼ね備えた面を持った人を好きになっていく傾向があります。
つまり理想のすべてを兼ね備えた人など存在しないため、理想の一つでも持っている人を好きになっていくのです。
ですがいつかは本命を一人に絞る必要があり決断しなければならない日がやってきます。
それは自分の中で相手に対して何を一番持っていて欲しいのか、難しい判断ではありますがそれなりの妥協が必要となってくるのです。
ここではそんな理想を捨てて、現実を見るための方法や解決策を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
複数の好きな人を同じ土俵で比べることはできない
好きな人が複数いる場合の理想を捨て現実を見ることとして、複数の好きな人を同じ土俵で比べることはできないということが挙げられます。
自分の好きになった目の前の人たちはすべてが違う価値観を持った人です。
また仕事も違えばそれなりのステータスも違っているのです。
そんな人たちを同じ土俵で比べること自体が無理があります。
もちろんその中か何か抜きん出ている人が自分の中で大きな存在となっていくわけです。
ですがそれは分かっていても捨てがたい面を持った人もいて決められずにいます。
本来、恋愛はお互いを補い合うことで違う価値観も一緒になれば広い視野で見ていくことができるはずなのです。
今の状態では相手にばかりすべてを求め、自分からは何も補おうとしない姿勢である状態です。
相手に求めてばかりいてはいつまでたっても本命を一人に絞ることはできません。
好きな人それぞれが持っている良い部分をよく見て選択することは自分の決断が全てです。
そうして一人に決めたらあとは相手が持っていない部分を自分が補っていくということを感じてください。
みんなが幸せになることはない
好きな人が複数いる場合の理想を捨て現実を見ることとして、みんなが幸せになることはないということが挙げられます。
できることならみんなが幸せになることができれば、自分ひとり幸せにならずに済みます。
つまり周りで不幸な人がいて自分だけが幸せに浸っているという引け目を感じずにいられるからです。
みんなが一緒に幸せであれば妬みや嫉みが起こることはありません。
そうは言っても自分がみんなを幸せにすることには限界があります。
自分の愛情でみんなを幸せにしたい、と思うことは悪くはありませんがそれでは誰も幸せにはならないのです。
自分が好きな人の全員を幸せにすることなどできないのです。
たとえ相手が幸せに感じてくれていてもいつかは傷つくことは目に見えています。
そうなる前に誰か一人を幸せにしようと思う覚悟が必要です。
そうしなければ決して後悔しない選択などはできないことに気付きましょう。
みんな自分の幸せしか考えない
好きな人が複数いる場合の理想を捨て現実を見ることとして、みんな自分の幸せしか考えないということが挙げられます。
残念ながら万人が幸せになることはまずあり得ません。
なぜなら誰もが自分が一番であり、自分のことを優先的に考えてしまうからです。
ではそれは人として間違っているのかと言えば、そんなことはありません。
自分の幸せだけを願ってしまうのは本能的なものであり、自分が幸せになるための選択です。
好きな人が複数いる場合、女性としては幸せになるための選択肢は多ければ多いほど選ぶ喜びがあります。
また女性としてはリスクは背負いたくはありません。
自分が選んだ相手が間違っていたというミスは犯したくはないのです。
そのために好きな人が複数になってしまうことがあるのですが、実際は数多い選択肢が将来的に間違っていなかった、と言えないこともあり得ます。
人の人生はどこでどう転がるか分からないので、よりリスクを背負わないという方法は確実なものがありません。
自分だけが幸せになれるかは選んだ相手によってではなく、自分の生き方そのものに掛かっていると言っても過言ではないでしょう。
100%納得できる解決策はない
好きな人が複数いる場合の理想を捨て現実を見ることとして、100%納得できる解決策はないことが挙げられます。
もしもあなたが複数の人と付き合っていて、その相手のみんなが自分は複数人のうちの一人であるという認識があったとします。
つまり付き合っている人全員が自分の彼女が他の男性とも付き合っている、そのようなことを知って理解のある人はまずいません。
どう転んでも100%納得ができるということはないのです。
もしかすると付き合っているうちの数名はそれでもあなたと付き合いたいと理解を示すことはあるかもしれません。
ですがそれは永遠に継続できることなのかは不明です。
好きな人のすべてに納得をさせるというのは奇跡的なことですし、納得させようとすればするほどどんどん泥沼にはまっていくことにもなり兼ねません。
あなたができることは相手を納得させることなのではなく、自分の中の理想から現実を取り戻すことが先決です。
誰もが幸せになるということには無理がありますし、自分が決して後悔しないためにも相手にも多少の犠牲は払わなけなくてはいけないということなのです。
好きな人が複数いる場合は自分の気持ちに優先順位をつける
ここまでは好きな人が複数いることで後悔しない選択をするための恋愛の段階やポイントを抑えてきましたが、では最終的に一体どうするべきなのでしょうか。
それは自分の気持ちに優先順位をつけるということです。
まず後悔しない選択をするということは多少のリスクを考え、そしてある程度の妥協が必要だということが挙げられます。
ここで大切なのは妥協は決して諦めということではありません。
妥協と聞くと適当なところで可もなく不可もない結論を出すように思われがちですが、たとえそうだとしても自分が信じて選択したということに間違いはないわけです。
すべての物事は最後には自分の選択や決断によって決められます。
自分の意としない方向を選んでしまうことは諦めていることも考えられますが、ことに恋愛に対しては誰もが妥協することはできないでしょう。
ですが相手に対して何を求めるのか、そして自分はどうありたいのかということのすべてを勘案して自分の気持ちに優先順位を付けることが必要なのです。
やはり100%の解決策もなく複数の人を好きになることには無理が生じます。
自分が誠実な人間でかつ正しいと思うのであれば、多少のリスクは必要ですが好きな人の中から本当に好きな人を見つけ出すことをするべきです。
人が考えることにまず誰が間違っているとか、そのようなことはありません。
ただ後悔しない選択をするためには自分の中で優先順位を付け、今のあなたにとって最も良い答えを導きだすことがもっとも最適な解決策と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
同時に好きな人が複数いるということは女性には意外とあるあるかもしれません。
女性は特に優秀な遺伝子を残したいという本能があることもあり、もし可能であるならば選択肢は多いほうがいいと思っても不思議ではないのです。
もしリアルに好きな人が複数いて悩んでいるのであれば、焦らずじっくりと時間を掛けて相手を見極めていくことが大切です。
できることなら誰も傷つけたくないと思うのが当然ですが、そうさせてしまった自分にはより相手を深く傷つけない責任があります。
決して現状に甘んじず、後悔しない恋愛をするためにもはっきりと決断して、誰にも恥じない恋愛をしていきましょう。
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