好きな人のことを待ち伏せするという行動は、かなり昔からあるものです。
誰しも好きな人が最寄りの駅などから出てくるのを、心を躍らせながら待った経験もあるのではないでしょうか?
しかし、それがあまり生き過ぎてしまうと、思わぬトラブルになりかねません。
そこで今回は、好きな人を待ち伏せしてしまう心境と反応について、また、待ち伏せよりも恋愛に効果的な良いアピール方法なども踏まえてお送りします。
Contents
好きな人を待ち伏せしようとしたことある?
あなたは好きな人のことを待ち伏せした経験はありますか?
普段会う機会が少ないような状況ですと、少しでも会いたいと思いが募るものです。
恋愛を意識し始めると、好きな人の住んでいる最寄駅や特定の場所で待ち伏せすれば会えそうだと思ってついしてしまいがちな行為です。
こういった好きな人を待ち伏せする気持ちについて、同じ女性としてはどう解釈しているのでしょうか?
好きな人を待ち伏せしようと思ったけど止めておいた意見が多い
好きな人を待ち伏せしようと思って、よく使っている駅を見つけ待ち伏せしようかと思って悩んだ挙句、やっぱりやめたという方や、好きな人が通うカフェを知って、待ち伏せしようかどうか悩んだが、やっぱり待ち伏せできなかったという方など、女性の多くは待ち伏せをわざわざしてまで、好きな人に会おうと行動はしないほうが一般的なようです。
一度は考えてみるのですが、結果的に待ち伏せをやめる女性のほうが多いと聞きます。
なぜそうしないのか理由は様々です。待ち伏せしたとしても、その後どうするのかまで考えていない、まだまだ会う機会はこれからもありそうだから、といった意見が目立ちます。
待ち伏せすることでの恋愛でのメリットが思い浮かばないからです。
好きな人を偶然を装って待ち伏せしようとしたことある
実は、好きな人を待ち伏せする寸前まで計画した、あるいは実際に行ったという女性もいます。
特に好きな人とは既に付き合って恋愛をしている間柄で、なかなか忙しくてその男性が会ってくれないとか、他に好きな女性が出来てしまい浮気をされているなど、このままでは恋が終わってしまいそうな状況だったから試してみた方もおられます。
彼の最寄駅で偶然を装って待ち伏せしたことがあるようです。
また、好きな人ができてしまうと周りが見えなくなってしまい、つい衝動的に待ち伏せしてしまうという女性もおられます。
好きな男性を待ち伏せする女性は数としては少ないのですが、実際にはそこそこいるということです。
好きな人を待ち伏せしていることが分かったときの男性心理は?
ここでは、待ち伏せをされた時の男性の本音を探っていきましょう。
待ち伏せというのは、本当は迷惑な行為だと言えます。
している立場の女性は、相手の異性に本気を示しているつもりですが、された男性としては、とても困惑しているという意見が多いようです。
待ち伏せされていると「重い」と感じる
好きな人を待ち伏せするという行為は、その男性にとって重荷に感じるものです。
例えば昔付き合っていた女性に待ち伏せをされていると、まだ引きずっているのかと思われても仕方がありません。
偶然だったと言い訳するけど、そんな風には見えずバレバレだということです。
いつまでも終われない恋愛を抱えて生きる女性は、やはり引いてしまうという意見が多いです。
待ち伏せは重い恋愛を今でも続けているという印象です。
待ち伏せされていると「怖い」と感じる
当然のことですが、好きな人だからと待ち伏せする女性のことを、やっぱり怖いと感じる男性は多いと思います。
待ち伏せ行為そのものは、重い恋愛の表現方法ですから、恐怖心を与えてしまうものです。
飲み会などで一度会っただけの女性なのに、偶然最寄り駅で会ったことがあり、当初は気が付かなかったがそのうちに頻度が上がってきて、いつも駅で話しかけられるようになったという男性の事例もあるようです。
どうも待ち伏せされている気配を感じてしまい怖くなったそうです。
会社に迷惑になるのは嫌だと感じる
最寄りの駅で待ち伏せされるだけでも嫌なのに、それがますますエスカレートし職場の前で待ち伏せされたという男性もいます。
そこまでいくと会社に迷惑が掛かってしまう恐れがあり怖くなったそうです。
実は好きな人の会社の前で待ち伏せするという行為、これはなぜか女性に多い現象なんだそうです。
既に恋愛関係として付き合っている彼女が、愛情表現として行っても、嬉しさ反面周囲への迷惑になりかねないことですから、これはNGパターンだと思ったほうがいいでしょう。
通報したいと感じる
会社の前でも最寄り駅でも、待ち伏せをされている男性の心理として、あまり相手の行動が酷い場合には通報したくなるという本音があります。
単にネット上で知り合った女性なのに、会社名を知られてしまい待ち伏せされているという男性もいるほどです。
それになまじっか友達の友達くらいの関係性になってしまうと、周囲との付き合いにも影響が出てしまい悩んでいるという方もおられます。
いくら好きな人だからとはいえ、恋愛関係ではない男性には付きまとわないことです。
言動がエスカレートして醜いと判断されたら、警察に通報されてしまうかもしれません。
「暇なのかな」と思って魅力を感じなくなる
あまり待ち伏せなどをされてしまうと、好きな人はますます避けてしまいかねません。
自宅の周辺で偶然を装って頻繁に会おうとすると、「こんなところでいつもブラブラしてる」と思われてしまいます。
それはいずれ、偶然じゃなく待ち伏せしていることを悟られてしまいます。
頻繁に自分の周辺で見かけるようになるから、きっと暇なのかなと思われてかえってあなたの魅力が半減されていきます。
好きな人からは、単なる暇な女性というレッテルが貼られて、恋愛などに発展する可能性が極めて低くなります。
もう関わりたくない・自分の前に現れないでほしいと感じる
待ち伏せされている男性の心理としては、お願いだからもう自分の前には二度と表れないでほしいという本音のほうが強いと言えます。
もし一回や二回くらい、何かのついでに現れたというのであれば、あなたが好きな人も、ちょっとは可愛げがある程度に見てはくれそうですが、あまり頻繁に待ち伏せばかりを繰り返されると、いい加減嫌になるのも当然です。
逆の立場になれば分かることで、いつもあなたのことを監視している男性などとは恋愛をしたくないはずです。
もう関わりたくないと思われないように、くれぐれもやり過ぎに気をつけたいものです。
好きな人を待ち伏せしても意味がない理由
恋愛中だから、好きな人だからこそ、いつも近くにいて欲しい、近くで感じていたいという気持ちはよくわかるのです。
しかし相手の男性にもプライバシーがあります。
四六時中あなたに見張られているような気分にさせて、気持ちを落としてしまいます。
待ち伏せという行動そのものが好印象だという意見は全くと言えるほどありません。
全く意味がないと考えたほうがいいでしょう。
待ち伏せで男性からイメージダウンに繋がってしまう、そんな理由についてさらに言及していきましょう。
好きな人を待ち伏せしても怖いと思われて嫌われる
好きな人を待ち伏せするデメリットとして一番言えることは、好きな人をますます遠ざけてしまう行動だということです。
好きだから待ち伏せをしたくなるという気持ちは分からなくもありません。
しかしこれを実行してしまうと間違いなく裏目に出てしまうことのほうが多いからです。
待ち伏せをされた側の人は、あなたのことを怖いと感じてしまいます。
待ち伏せするほど深いわけなので、重い雰囲気が漂い恐怖心を覚えさせられます。
そんな相手とは付き合いたいと思いませんよね?本当に偶然だったのならいいのです。
しかしそれを装って運命っぽくするとなると、必ずボロが出てしまいます。
待ち伏せはバレやすいと言えますので、恋愛に発展することはかなり低いと言えます。
周りの人からも「怖い・危ない人」と思われてしまう
好きな人を待ち伏せしてしまうと、危険な人物というレッテルを貼られてしまいかねません。
周囲の関係者にも、あなたが好きな人を待ち伏せをしていることがバレてしまうと、きっと怖い性格、危ない人格ではないかと評価がガタ落ちということも考えられます。
特に職場の同僚が好きになってしまって待ち伏せしていると、それが発覚したら評判や査定も下がって、最悪の場合は会社にいれなくなるということもあり得ます。
そうなると呑気に恋愛を追いかけている場合じゃなくなります。
好きな人を待ち伏せする行為というのは、最悪のケースやデメリットだらけなのだと考えておいた方が良いでしょう。
待ち伏せすればするほど好きな人の気持ちが離れていく
好きな人だからと待ち伏せをしている人は、知らず知らずのうちに気持ちが離れていっていることに気づかなくてはなりません。
バレないように偶然を装いながら、それが運命だったという言い訳をしてしまいがちなのですが、もはや待ち伏せなどはもっともバレやすい行動なのです。
行動に嘘がつきまとうと好きな人に限らず、どんな人でも遠ざけてしまうのは分かり切ったことです。
恋愛がどうという問題以前のことなのです。
ストーカーと思われて警察に通報される可能性がある
好きな人を待ち伏せすることで起こりかねない最悪のデメリット、それは警察に通報されるという可能性です。
男女の恋愛は先ず出会いから始まります。
それに今の世の中、人と人とのつながりをクローズアップしています。
だからと言って、いつでもどこでも出会いたいとか繋がりたい人ばかりではないのも現実です。
普通、関わりがない人物や見知らぬ人物からしつこく付きまとわれてしまったら、警察に通報するのは当然なことです。
待ち伏せ行為は、ストーカー行為と考えられても仕方がありません。
エスカレートしない限り逮捕とまではいかなくても、確実に周囲の人々に迷惑を掛けてしまいます。
好きという強い気持ちは大切ですが、ある程度の良俗的な考えやルールを忘れてはいけないということです。
好きな人を待ち伏せせずに関係を深める方法は?
自分が好きな人だからと相手の男性を待ち伏せしていては、やがて恐怖となってしまい、された側にとっては最悪な印象を与えかねません。
それは当人にとって、忘れたいけど忘れられない一生の傷になる可能性だって考えられるからです。
そんなダメージをあなたは好きな人に与えてまで、幸せになれると思っていますか?
だからこそ、他の最善な方法を考えて好きな人に受け入れてもらい恋愛を成就させる必要があると言えます。
ここでは、待ち伏せなどしなくても、好きな人と関係を深めていく方法についてご紹介します。
まず好きな人を絶対に待ち伏せしないと決める
とてもシンプルなことですが、一番覚悟をして決めなければならないのは、好きな人だからこそ一方的な思いだけで押し通そうとしないことです。
恋愛は相思相愛でなくては成立しません。
もちろん人には長所も短所もあるのですから、それらを総体的に判断して受け入れることが重要です。
なのに、あなたの強い気持ちだけを相手の男性に認めてもらおうとする、その身勝手な考えが行動となってしまっているのが、待ち伏せをしてまで会いに行くということです。
好きな人と恋愛を育みたいのなら、相手が嫌がることをしてはなりません。
絶対に待ち伏せをしないと、先ずは心に誓って取り組みましょう。
好きな人と連絡を取って会う日程を決めてから会う
好きな人と会うのであれば、事前に連絡を取って具体的な日程を決めるということです。
これはもう基本と言えます。会いたいのであれば連絡をして約束してからにするという当たり前なマナーです。
会う約束をしていないから常識がなく問題になってしまうのです。
なぜたった一本の連絡を先に伝えないのでしょうか?
いかなる関係性であれ、会いたいと思っている相手には、連絡を取って約束をしてから会うようにしてください。
中には、サプライズがどうこうという最近の流行りもあります。
しかしそれはどんな間柄か、あるいはどのような進捗状況かによりけりです。
家族や恋愛関係が成立したパートナーとなら、ある程度の信頼ができているから1度ぐらいのサプライズは有効です。
しかしそれでさえ慢性化したら、相手は嫌がることも目に見えてしまいます。
成功する確率はほとんどないと言っていいでしょう。人と会うのなら、事前に約束をするというマナーを守ることです。
グループで遊ぶことから始める
好きな人とあなたの関係がまだ浅いようなら、グループで遊ぶことから始めるようにしましょう。好きな気持ちを抑えきれずに待ち伏せをしたくなる気持ちが出そうになっても、そこは我慢して欲しいのです。
そんな行動をしても好きな人は振り向いてはくれず、かえってあなたを遠ざけるだけになります。恋愛は焦らずにゆっくりと育みましょう。
そのためにまずは約束をしてグループで遊ぶことへ気持ちをシフトさせておくようにします。
徐々にお互いの距離感が縮まっていくような気配を感じたのであれば、そこで思い切って二人で会う約束をしてみることです。
そこでも決して待ち伏せ行為は禁物ですので注意しましょう。
好きな人のことばかり考えない
好きな人を待ち伏せしたいという気持ちは、彼への深さと重さを象徴しています。
それが何よりも苦になってしまうわけです。
待ち伏せをしたいということで頭がいっぱいになるパターンに陥っています。
それだけ毎日の生活が、好きな人のことばかりで支配されています。
最悪の場合、ストーカー行為へと発展しかねません。
誰しもが恋愛に対して集中し過ぎると、生活の比重をそっちに置いてしまいますから、一度冷静になって欲しいのです。
他にもあなたにはやるべきことがあるはずです。趣味や仕事に打ち込むのもそうですし、毎日の生活の中で好きな人のことばかり考えないようにしましょう。
好きな人の気持ちを考えてみる
好きな人を待ち伏せをしたいと思い始めたら、一度相手の気持ちや立場を考えてみましょう。
相手の表情を想像してみるのです。
好きな人はきっと驚いた表情をしながら、もうやめてなんてことを言ってくることも想定できるのではありませんか?
一般的にしつこく待ち伏せする行為は嫌がられると自覚してください。
恋愛をしたいのだから彼だけは特別などと一切考えてはなりません。
相手の立場や気持ちをちゃんと受け止めて、嫌がることをしないのが大人のルールです。
毎回毎回待ち伏せされることなど普通は嫌がるはずです。
その常識の範疇を外さないよう、彼の気持ちを察することが一番良い方法です。
「押す」ばかりではなく「引く」ことを考えてみる
好きな人との恋愛を成功させたいという目的があるはずです。
そのためには、もっと沈着冷静に判断して、相手が嫌がる待ち伏せ行為はしないことです。
よく「押してだめなら引け」という言葉を耳にするはずです。
これは意外と間違っていません。男性は女性に追いかけられることを、最初は嬉しく思いつつも、その女性がしつこすぎると興味が湧かなくなっていきます。
好きな人があなたに対してしつこいと思うほど、もし押してしまったのなら、急に引いてみるといった行動をとってみましょう。
最近急に変わったな?と思い始めれば、あなたのことが次第に気になりだすかもしれません。
あなたへ好意があれば、今度はその男性があなたを追いかけてくれる番ですから、あなたがいちいち待ち伏せして仕掛ける必要はなくなるのです。
まとめ
以上、好きな人を待ち伏せする心理とそのデメリット、そして待ち伏せしなくても関係性を深める方法についての特集でした。
恋愛として成就させたいという焦る気持ちが次第に大きく膨らみ過ぎてしまい、自分の欲求を満たそうとすることにしか執着できなくなるから、待ち伏せしてまで彼のことを見ていたい、会いたいという行為になってしまいます。
それはハッキリ言って間違った行動でありほとんどが迷惑行為です。
頭の中を恋愛や好きな人のことで支配されないよう、他にやるべきミッションのようなものを決めて取り組むことがポイントです。
自分にとって何が最善なのかをよく考えて、正しく行動をするように心がけてください。
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